フィンテック大手であるブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:米国ニューヨーク州、NYSE:BR)は本日、より優れたサービスを顧客や金融サービス業界に提供することを目的に、グローバルSWIFTサービスを日本で開始することを発表しました。これにより、日本市場において弊社が既存で提供している最先端のソリューションを最高水準のSWIFTでサポートすることが可能になります。日本のお客様は、SWIFTネットワークへシームレスに接続し、最新の標準に対応した高度なワークフローや効率的なメッセージ処理により、業務プロセスを合理化し作業負荷を軽減することで、市場や規制の変化に迅速かつ容易に適応することが可能になります。更にブロードリッジのSWIFTサービスには、SWIFT形式のメッセージの送受信を含む、あらゆる種類の金融メッセージングの変換を可能にするソリューションである「FinMApp」も含まれています。FinMAppでは直感的なUIを通して、全通貨のキャッシュポジションを可視化することができます。「SWIFTサービスビューロー」の認定を受けているブロードリッジは、銀行および資本市場テクノロジーに関する深い専門知識に裏打ちされた優れたサービスを提供致します。
ブロードリッジのデータコントロールソリューション部門ゼネラルマネージャーのアラスター・マックギル(Alastair McGill)は次のように述べています。「この度、弊社のグローバルSWIFTソリューションがもたらす様々なメリットを日本市場にも提供できるようになったことを大変嬉しく思います。ブロードリッジは、世界各国の100社を上回るお客様にSWIFTサービスを提供してきた実績があります。日本で提供するサービスは、社内のリソースやインフラの最小限化を求めている銀行や証券会社向けのもので、これにはSWIFT接続とメッセージングを最適化するための高い柔軟性・拡張性・安全性を備えたプロセスが必要とされています。ブロードリッジがお客様に代わって全てのSWIFTの変更を管理するため、お客様は収益を生み出す業務にリソースを集中させることが可能になります。キャッシュ・マネジメント、制裁スクリーニング、マッチングなど弊社が提供する追加的なサービスにより、日本のお客様に魅力的な価値を提案できると考えています」
SWIFTは、世界の金融コミュニティにおける金融メッセージングのニーズを維持・管理する上で、重要な役割を担ってきました。市場の需要の変化により、SWIFT標準は、顧客セキュリティプログラム(CSP)などのコンプライアンス要件を含め、定期的に更新する必要があります。ブロードリッジのグローバルSWIFTサービスは、顧客に代わってこういったワークフロー全体を管理し、リソースの節約と業務の合理化をもたらす俊敏でコスト効率の高いソリューションを提供します。
SWIFTの東アジア統括責任者であるアラン・デルフォッセ氏(Alain Delfosse)は、次のように述べています。「過去50年間、SWIFTは、金融機関が協力して業界の課題を解決すると共に、経費のミューチュアライゼイションを通じて、個々の金融機関が単独で行うよりもはるかに大きな変化を促進するための新しいソリューションを模索する上で、中心的な役割を担ってきました。SWIFT接続、メッセージング、付加価値サービスおよびブロードリッジの最先端ソリューションのメリットを活用した包括的なソリューションを提供し、資本市場の機関に一段と大幅な利益をもたらす、より総合的なソリューションを業界に提供するために、日本においてブロードリッジと協力できることを嬉しく思います」
ブロードリッジについて
ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(NYSE:BR)は、定評のある専門知識と変革を促進する技術で、お客様や金融サービス業界の業務、革新、成長を支援する世界有数のテクノロジー企業です。お客様の投資、ガバナンス、コミュニケーションを強化することで、オペレーショナル・レジリエンスを高め、業績を向上させ、投資家エクスペリエンスを変革します。
ブロードリッジのテクノロジーやオペレーションのプラットフォーム上では、全世界で年間70億件超のコミュニケーションが処理・配信されており、1日に平均10兆ドル超の証券取引の処理が行われています。S&P 500®指数構成銘柄であるブロードリッジは、世界21カ国で1万4,000人超の社員を擁しており、「働きがいのある会社(Great Place to Work®)」にも認定されています。
ブロードリッジの詳細については、ウェブサイトをご覧ください:www.broadridge.com/jp.
報道関係者 お問い合わせ先 : 03-5425-7220, アシュトン・コンサルティング BroadridgeJapanPR@ashton.jp。