2024年7月25日

フィンテック大手のブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ（本社：米国ニューヨーク州、NYSE:BR、以下「ブロードリッジ」）は本日、アジア太平洋地域（APAC）担当プレジデントにデヴィット・ランエイカースを任命したと発表しました。ランエイカースは東京を拠点に、ブロードリッジのAPAC地域事業を統括します。また、日本のシニア・カントリー・オフィサーとして、ブロードリッジの投資・成長戦略の中核をなす日本市場における事業を総括します。ランエイカースは、ブロードリッジ入社以前、ロンドン証券取引所グループ（LSEG）の日本代表を12年にわたり務めてきました。

ブロードリッジ・インターナショナルのプレジデント、マイク・スレイトホルムは次のように述べています。「ランエイカースはAPAC地域において30年以上の経験を有しており、お客様に優れた結果をもたらすとともに、チームを率いてきた実績があります。APAC市場に関する深い知識に加え、複雑な規制環境に対応してきた実力と事業横断的な取り組みを率いた経験は、この地域におけるお客様の事業運営、革新、成長を支援し、ブロードリッジの成長への取り組みを統括するのに最も適任であると思います」

デヴィット・ランエイカースは次のように述べています。「このようなエキサイティングな時期にブロードリッジに入社できたこと、またAPAC地域全体の成長戦略を推進できる機会を非常に嬉しく思います。ブロードリッジの革新的なソリューション、業界に関する深い専門知識、現地でのプレゼンスを活用することで、市場での地位を強化し、お客様に比類ない価値を提供することを目指します。信頼できるテクノロジー・パートナーとしてのブロードリッジのAPACにおける強固な基盤を足場に、お客様のビジネスの近代化、簡素化、最適化による革新を支援することで、さらなる成功を推進してまいります」

LSEGでは、日本におけるRefinitiv事業の統合やLSEGの地域拠点の拡大など、さまざまな重要なプロジェクトを推進してきました。LSEG入社以前は、サンガード・システムズやトムソン・ファイナンシャルなどで営業部門の要職を歴任し、香港やシンガポール、東京を拠点に、市場開発、顧客管理、オペレーショナル・エクセレンスなどの専門知識を深めました。オーストラリアのモナシュ大学にて応用科学（コンピューティング）の学士号を取得。