2024年4月15日
フィンテック大手のブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:米国ニューヨーク州、NYSE:BR、以下「ブロードリッジ」)は本日、株式会社SBI証券(以下、「SBI証券」)が、SBI証券の子会社であるSBI Shinsei International Limited(以下、「SBI SIL」)を通じて英国の顧客向けに株式売買委託業務を開始するにあたり、ブロードリッジのポストトレード・ソリューションを選定したと発表しました。SBI証券は、香港とシンガポールにおける日本株取引の処理にもブロードリッジのソリューションを採用しています。また、SBI SILはカストディアンとのSWIFTメッセージのワークフローを自動化するために、ブロードリッジのSWIFTサービスビューローも活用することになりました。
SBI証券のグローバル・オペレーションヘッドの髙橋一郎氏は、次のように述べています。「ブロードリッジは、当社がグローバルに事業を拡大していく上で、最適なパートナーであることを証明してくれました。香港とシンガポールでの既存の関係を基に、ブロードリッジは当社がグローバルに事業を展開するにあたり、ニーズを深く理解をしてくれました。その結果、既存のASPクラウド環境の利点を生かしながら拠点を追加し、迅速かつ自信を持って英国市場に参入することができました。SBI証券は世界中に事業を拡大する中で、ポストトレード取引やSWIFTワークフローに、ブロードリッジのグローバル基準を採用することで、SBI証券のお客様に魅力的な取引機会を提供することが可能になります」
ブロードリッジ・インターナショナルのプレジデント、マイク・スレイトホルムは次のように述べています。「当社は、SBI証券が英国のお客様へサービスを拡充することで、SBI証券との関係をさらに拡大できることを大変嬉しく思います。ブロードリッジは、取引の簡素化と革新に役立つ、斬新でグローバルに拡張可能なソリューションを、取引のライフサイクル全体にわたりお客様に提供することに尽力しています。ブロードリッジのグローバルな事業規模と実績により、SBI証券のようなグローバルにサービス展開するお客様は、関連会社間の業務を合理化し、コスト効率を高め、顧客に差別化されたサービスを迅速に提供することが可能になり、収益を拡大することにつながります」
SBI証券について
株式会社SBI証券(英: SBI SECURITIES Co,Ltd.)は、SBIホールディングス傘下でオンライン証券事業を中核とする、経常利益609億円(2023年3月期)を超える国内有数の大手証券会社。本社所在地は東京都港区六本木。口座数、預り資産残高、個人株式委託売買代金においては業界トップの地位を構築。国内株式・債券、米国、中国をはじめとする外国株や外債、投資信託、先物等のほか、不動産や非上場企業が発行する証券を小口で売買できるデジタル証券の普及にも積極的な取り組みを遂行。現在では、リテール分野に加え、IPO・POの引受業務、事業法人・金融法人ビジネスや海外機関投資家ビジネスの強化など、ホールセール分野における業務拡大を強力に推進し、オンライン証券業界に留まらず、証券業界全体での存在感を発揮。
SBI証券の詳細については、ウェブサイトをご覧ください:https://www.sbisec.co.jp
ブロードリッジについて
ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(NYSE:BR)は、定評のある専門知識と変革を促進する技術を用い、お客様や金融サービス業界の業務、革新、成長を支援する世界有数のテクノロジー企業です。お客様の投資、ガバナンス、コミュニケーションを強化することにより、オペレーショナル・レジリエンスを高め業績を向上させ、投資体験を変革します。
ブロードリッジのテクノロジーやオペレーションのプラットフォーム上では、全世界で年間70億件超のコミュニケーションが処理・配信されており、1日に平均10兆ドル超の証券取引の処理が行われています。S&P 500®指数構成銘柄であるブロードリッジは、世界21カ国で1万4,000人超の社員を擁しており、「働きがいのある会社(Great Place to Work®)」にも認定されています。
ブロードリッジの詳細については、ウェブサイトをご覧ください: www.broadridge.com/jp